都知事選、桜井氏は固辞、小池氏が立候補表明

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 自民党東京都連の石原伸晃会長は29日、都内で前総務事務次官の桜井俊氏と会談し、都知事選挙への出馬を要請しましたが、桜井氏は固辞したそうです。

 舛添要一前都知事の辞任に伴う東京都知事選挙では、自民党は候補者の擁立が進まず、前総務事務次官でタレントの父親として話題性もある桜井氏に白羽の矢を立てましたが、桜井氏は当初から「自分に都知事は務まらない」と固辞する姿勢を示していました。

 今回石原都連会長から要請を受け、改めて「家族にも迷惑がかかる」として固辞したものです。確かに桝添前知事のお陰でこれだけ注目を集めていますし、息子は芸能人ですから、立候補となればマスコミも放っては置かないでしょう。仕事に差し支えることは十分にあり得ます。

 等と言っていたら、突然自民党の小池百合子元防衛相が記者会見を開き、立候補を表明しました。前回の都知事選でも自民との候補として名前が挙がっていましたが、何故今突然、しかも都連執行部に連絡も無く立候補したのか。

みずほ証券に賠償命じる

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 認知症の女性にリスクの高い金融商品を購入させ、損害を与えたとして、みずほ証券が訴えられていた裁判で、東京地方裁判所はみずほ証券に約3038万円の賠償を命じる判決を言い渡しました。

 みずほ証券を訴えていたのは、認知症を発症して都内で一人暮らしをしている85歳の女性です。既に認知症を発症していた2008年、同証券の担当者にすすめられ、「仕組み債」と呼ばれる株価や為替変動を組み合わせた金融商品を計約7146万円分購入。しかし、同年のリーマン・ショックによる株価暴落で約4000万円の損失を被ったと言う事です。

 みずほ証券は「女性は過去に取り引きの経験があり、認知症であっても、商品を理解する能力がなかったとはいえない」と主張していましたが、青木晋裁判長は、「リスクが大きく、仕組みが難解で、高度な判断能力が要求される金融商品を認知症患者に購入させたのは違法だ」として、みずほ証券に賠償を命じたものです。

 認知症の高齢女性に金融商品を売りつけるとは、どこかの怪しげな投資会社かと思ったら、みずほ証券、業界大手でした。

安愚楽牧場元幹部に賠償命令

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 全国から出資金を集めて破綻した安愚楽牧場(栃木県那須町)をめぐり、9人の出資者が元幹部ら22人と関連会社3社に約1億6600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地方裁判所の佐藤哲治裁判長は元役員(74)に請求全額、元監査役(67)にその一部を支払うよう命じました。

 安愚楽牧場は。和牛預託商法と呼ばれる、繁殖母牛に出資しして毎年生まれる子牛の売却代金で収益を得る特定商品預託法に基づいたシステムで、7万人以上から4000億円以上を集めていました。最盛期には全国38カ所の直営牧場で黒毛和牛など13万頭以上を飼育していましたが、2011年に破綻。後の調査で、2002年には自転車操業に陥っていたことがわかっていおり、元社長ら2人は特定商品預託法違反の罪で実刑が確定しています。

 今回の判決は、元幹部の民事責任に関する初の判決であると言うことです。

 牧場側は当初破綻の原因を「東京電力福島第一原発事故による契約解除の増加や和牛の価格下落」としていましたが、実際には東日本大震災以前から自転車操業に陥っており、そこへ原発事故後の解約増加で資金繰りがつかなくなったのが原因でした。

 また、決算では毎年黒字を計上していましたが、1991年以降牛肉自由化の影響で一頭当たりの利益は赤字になっていたこともわかっています。

 つまり、事業が回らなくなっていたのを隠して会員を集め続け、遂に破綻したわけです。一時期盛んにテレビでCMが流れていましたが、あれも破綻を先延ばしする悪あがきだったのでしょう。

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