みずほ証券に賠償命じる

Posted on by 0 comment

 認知症の女性にリスクの高い金融商品を購入させ、損害を与えたとして、みずほ証券が訴えられていた裁判で、東京地方裁判所はみずほ証券に約3038万円の賠償を命じる判決を言い渡しました。

 みずほ証券を訴えていたのは、認知症を発症して都内で一人暮らしをしている85歳の女性です。既に認知症を発症していた2008年、同証券の担当者にすすめられ、「仕組み債」と呼ばれる株価や為替変動を組み合わせた金融商品を計約7146万円分購入。しかし、同年のリーマン・ショックによる株価暴落で約4000万円の損失を被ったと言う事です。

 みずほ証券は「女性は過去に取り引きの経験があり、認知症であっても、商品を理解する能力がなかったとはいえない」と主張していましたが、青木晋裁判長は、「リスクが大きく、仕組みが難解で、高度な判断能力が要求される金融商品を認知症患者に購入させたのは違法だ」として、みずほ証券に賠償を命じたものです。

 認知症の高齢女性に金融商品を売りつけるとは、どこかの怪しげな投資会社かと思ったら、みずほ証券、業界大手でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です