大隅良典さんにノーベル賞

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 東京工業大の大隅良典栄誉教授(71)が、「細胞自食作用(オートファジー)」の発見によって2016年のノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

 大隅良典は分子細胞生物学が専門で、東京大学教養学部の助教授、岡崎国立共同研究機構が設置する基礎生物学研究所の教授、総合研究大学院大学教授、総合研究大学院大学名誉教授、基礎生物学研究所名誉教授、東京工業大学フロンティア研究機構特任教授及び栄誉教授等を歴任。これまでもトムソン・ロイター引用栄誉賞、日本学士院賞、京都賞の基礎科学部門、ガードナー国際賞を受賞しています。

 今回ノーベル生理学・医学賞を受賞した「細胞自食作用(オートファジー)」は、細胞が自らたんぱく質などを分解してリサイクル(再利用)する仕組みで、がんや神経疾患の治療研究に道を開いた事が評価されています。

 日本のノーベル賞受賞は3年連続で25人目。生理学・医学賞の受賞者は、利根川進、山中伸弥、大村智に続いて4人目です。

WADAハッキング、松本薫の情報も流出か?

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 世界反ドーピング機関(WADA)が13日に、選手のドーピング検査履歴などがロシアのハッカー集団に不正にアクセスされたと発表した件で、柔道の松本薫(29)選手のデータがサイト上に公開されました。

 ハッカーはリオデジャネイロ・オリンピックのために作られた国際オリンピック委員会(IOC)のアカウントを盗み、WADAのデータベースをハッキングしたと見られています。流出したのは、治療使用特例(TUE)と呼ばれる病気や怪我の治療のために禁止薬物の使用を認めた選手の情報で、ハッカーが公開したサイト上には、女子テニスのセリーナとビーナスのウィリアムズ姉妹、体操女子で個人総合など四つの金メダルを獲得したシモーン・バイルス、バスケット女子金メダルのエレーナ・デレ・ダン選手らのTUEやリオデジャネイロ・オリンピックでの検査結果が掲載されていました。

 今回、はじめて日本人選手の情報が流出。それによると、松本選手は2007年10月16日から同年11月20日までの間、禁止薬物デキサメタゾンの使用を正規の手続きで日本アンチ・ドーピング機構(JADA)に申請、週に1度関節内注射が認められていたと言うことです。

 ロシアは国家ぐるみのドーピングが発覚、リオデジャネイロ・オリンピックでは多くの選手が出場できず、パラリンピックでは国家単位で出場を禁止されていました。今回のハッキングは、その報復とみられています。

韓進海運破綻

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 韓国の海運最大手、韓進(ハンジン)海運が8月末に日本の会社更生法適用に相当する「法廷管理」を申請。国際的な海運物流が混乱しています。

 申請後も韓進海運は事業を継続してはいますが、入港料や荷降ろしにかかる費用の負担について決まっていないこともあり、債権者から船舶を差し押さえられる可能性もあって各地の港が韓進海運の船の入港を拒否。韓国の聯合ニュースによると、10日の時点で入港できずに海上を漂流しているコンテナ船は77隻、積み荷の総額は最大で140億ドル(約1兆4000億円)に達すると言う事です。

 経営破綻は民間企業である以上やむを得ません。しかし、韓進海運は海運業で世界ベスト10に入る巨大企業。しかも物流という公共性の高い業種で、破綻するにしても事前に何らかの調整は必要です。日本の場合では、2010年に日本航空が事前に主要取引先などと調整して債権の扱いや経営支援先を決めておく手法で会社更生法を申請、混乱を回避したことがあります。しかし、今回の韓進海運ではそういったことが一切無いまま破綻させてしまったために混乱が広がっています。批判を受けて韓国政府も不手際を謝罪しました。

 サムスン電子の液晶ディスプレーや冷蔵庫などを乗せたコンテナ船がカリフォルニア州ロングビーチ港沖で立ち往生し、香港ではナイキなどの有名ブランドの衣料品の材料の荷降ろしができず、日本国内でも韓進のコンテナ船が入港できず、本社の指令で全船がプサンに引き返したそうです。

 荷主の方こそは良い迷惑ですね。荷揚げが送れて損害が出ても、韓進海運には損害賠償を支払うことを出来るのかどうか。

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